名前は、まだない。

you can ( not ) redo.

タバコの日


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大人になるとは恰好良くタバコが吸えることと見つけたり。

 

新世紀エヴァンゲリオンに出てくる加持リョウジという男はとにかくカッコイイ。

身長が高く、シャツは少し崩して、そしてタバコを吹かす。

 

「これがいわゆる大人なのか」と幼心に深く刻まれた覚えがある。

 

君の名は。

昔から、名前を覚えることは得意なことだった。

例えば電車の車両の名前だったり、国の名前だったり。その名称を覚えること自体は単なる雑学の範疇にとどまるのかもしれないが、それをすることで子供ながらにアイデンティティを見出していた頃があった。

 

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「お前、名前は?」

「山田です」

「それは知っている、私は君の名前を聞いているんだ」

 

といって見事にフルネームを言わせるという田中角栄の有名なエピソードがある。彼も名前を覚えるのは得意だった。

就寝前には政官要覧をじっくりと眺め、以て官僚を掌握せしめた人物だ。

 

 

人の名前を憶えていることは、憶えられている側の立場からしたらどうなのだろうとこの話から考えたことがあった。

 

結論としては、そこにはある種の感動と、承認欲求の充足があるのではないかという考えに至った。

 

個人の経験則でしかない。

名前を呼ばれることにはその関係の中において他者にしっかりと記憶されうる存在であったということに対する感動、それがひいては承認欲求を満たす要因になりうること。

 

マズローの欲求階層構造においては社会的欲求が満たされた状態とでも言おうか。

 

角栄はこの承認欲求を利用して、更なる貢献へ(そして昇進へ)とベクトルを向けさせることで官僚を掌握したのではないかとぼんやりと考えたことがある。

 

 

そういうことを考えていくうちに、人の名前を憶えておくことの重要性というのをうすぼんやりと実感したのである。

 

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ふとそんなことを成人式の最中に思い出した。

それだけ。

 

「俺のこと覚えてる?」って友達が話しかけてきたときに、それを言わなきゃいけない相手のことを考えたときに少し胸が苦しくなった。

 

不安からくる忘れられてないかの確認は、忘れないでの脅迫に思えた。

憧れまで6746マイル

拝啓

 

日本の夜は、あなたにとってはさぞ静かなことだと思います。

ニューヨークの夜はとても騒がしいと、あなたから伺いました。

戻ってからはよく眠れているでしょうか。


世界の中心ともいえる地が刺激的な分、東京が悲劇的にみえることでしょう。

僕らは悲劇の中で、少しでも喜劇的になろうと、こうして繋がりあうのだと感じます。


遠距離が然したる問題にならないあなたなら、きっとどこまでも羽ばたけると思います。

どんな鳥も、想像力より高く飛べる鳥はいない。

 

飛んで、休んで、また飛んで。僕にその羽ばたく姿をいつまでも見せてほしいです。

 

それはエゴがすぎるでしょうか。


あなたが戻ってくる頃には日本もすっかり春めくころだと思います。

 

ニューヨークの冬は寒いですから、お体にお気をつけて。

ロックフェラーセンター前のクリスマスツリーは、やはりとても輝いているのでしょうか。

いつか観に行ってみたいものです。

それでは、また。

 

 

かしこ

友人と何かをすることの不毛さについて、あるいは一人のススメ。

何人かの友人で道を歩くことの不毛さ、邪魔さは計り知れない。

 

道一つ歩くだけでも、歩くスピードを合わせねばならず、後ろで邪魔そうな顔してる人はいないだろうか、など考えることが多い。道ぐらい何も考えずに歩かせてくれ。

【読んでみて】吉祥寺だけが住みたい街ですか?

2回生になってから初めてのブログになります。

 

営業の杉本です。

 

SeelもVol.29が発刊して1ヶ月半近くが経つのですが、多くの人に手に取っていただいて本当に作った甲斐があるというか。

やっぱ反応が無かったりすると、僕たち作り手側のモチベーションも下がってしまいがちなので、感想だったり批判だったりいろいろ送ってみてください。

 

→感想はこちらから(http://seel-magazine.wixsite.com/seel-magazine/seel-impressions

 

 

今回のブログの本題へと入りたい。

 

Vol.29で特集したのが『街』ということで、それにちなんだ漫画をご紹介したいと思います。

ご紹介する漫画は『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』です。

 

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昨年の10月からテレビ東京系列でドラマをやっていたので、もしかしたら聞いた事があるかもしれませんね。(主演の安藤ナツと大島美幸の迫力がすごかった。)

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この漫画の大まかなストーリー展開としては、吉祥寺で不動産屋を営んでいる重田姉妹が吉祥寺に住みたい相談者に対して、あえてその人に合った街を紹介するというもの。

 

僕自身はこの作品と制作期間中に出会ったのですが、今号の内容と非常に親和性が高い内容だなと感じました。

 

吉祥寺というと、新宿まで中央線・総武線で一本だし、カフェがいっぱいあって、名前だけ聞いてもなんだかオシャレな街なんだろうなって抱きませんか?

たぶんそう思ってる人がいっぱいいるからこそ住みたい街ランキングで1位を獲得するのだと思います。

 

そういう先入観を持った人たちに対して、姉妹は東京中のあらゆる場所を提案していく。

 

この作品のタイトルにもなっている『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』という、重田姉妹が振りかざす快刀が乱麻を断つかのようなその提案が、この作品を面白くしている要因の一つだと思います。

 

僕たちって結局一つの側面からしか物事を見ていないことが多いと思うんです。

 

それは街に対しても人に対しても。

 

その側面だけで判断するんじゃなくて、もっと別の側面まで目を向けてあげようよ。っていうのが今回僕らの提案したかったことでもあり、この作品でも伝えたいメッセージなのかなって考えてみたりしました。

 

もしVol.29『街』を読んで街の新たな一面を知りたいと思った方はぜひ読んで、

「街ブラ」してみてください。

 

 

では、失敬。