名前は、まだない。

@comme_je_suis_

憧れまで6746マイル

拝啓

 

日本の夜は、あなたにとってはさぞ静かなことだと思います。

ニューヨークの夜はとても騒がしいと、あなたから伺いました。

戻ってからはよく眠れているでしょうか。


世界の中心ともいえる地が刺激的な分、東京が悲劇的にみえることでしょう。

僕らは悲劇の中で、少しでも喜劇的になろうと、こうして繋がりあうのだと感じます。


遠距離が然したる問題にならないあなたなら、きっとどこまでも羽ばたけると思います。

どんな鳥も、想像力より高く飛べる鳥はいない。

 

飛んで、休んで、また飛んで。僕にその羽ばたく姿をいつまでも見せてほしいです。

 

それはエゴがすぎるでしょうか。


あなたが戻ってくる頃には日本もすっかり春めくころだと思います。

 

ニューヨークの冬は寒いですから、お体にお気をつけて。

ロックフェラーセンター前のクリスマスツリーは、やはりとても輝いているのでしょうか。

いつか観に行ってみたいものです。

それでは、また。

 

 

かしこ

友人と何かをすることの不毛さについて、あるいは一人のススメ。

何人かの友人で道を歩くことの不毛さ、邪魔さは計り知れない。

 

道一つ歩くだけでも、歩くスピードを合わせねばならず、後ろで邪魔そうな顔してる人はいないだろうか、など考えることが多い。道ぐらい何も考えずに歩かせてくれ。

【読んでみて】吉祥寺だけが住みたい街ですか?

2回生になってから初めてのブログになります。

 

営業の杉本です。

 

SeelもVol.29が発刊して1ヶ月半近くが経つのですが、多くの人に手に取っていただいて本当に作った甲斐があるというか。

やっぱ反応が無かったりすると、僕たち作り手側のモチベーションも下がってしまいがちなので、感想だったり批判だったりいろいろ送ってみてください。

 

→感想はこちらから(http://seel-magazine.wixsite.com/seel-magazine/seel-impressions

 

 

今回のブログの本題へと入りたい。

 

Vol.29で特集したのが『街』ということで、それにちなんだ漫画をご紹介したいと思います。

ご紹介する漫画は『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』です。

 

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昨年の10月からテレビ東京系列でドラマをやっていたので、もしかしたら聞いた事があるかもしれませんね。(主演の安藤ナツと大島美幸の迫力がすごかった。)

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この漫画の大まかなストーリー展開としては、吉祥寺で不動産屋を営んでいる重田姉妹が吉祥寺に住みたい相談者に対して、あえてその人に合った街を紹介するというもの。

 

僕自身はこの作品と制作期間中に出会ったのですが、今号の内容と非常に親和性が高い内容だなと感じました。

 

吉祥寺というと、新宿まで中央線・総武線で一本だし、カフェがいっぱいあって、名前だけ聞いてもなんだかオシャレな街なんだろうなって抱きませんか?

たぶんそう思ってる人がいっぱいいるからこそ住みたい街ランキングで1位を獲得するのだと思います。

 

そういう先入観を持った人たちに対して、姉妹は東京中のあらゆる場所を提案していく。

 

この作品のタイトルにもなっている『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』という、重田姉妹が振りかざす快刀が乱麻を断つかのようなその提案が、この作品を面白くしている要因の一つだと思います。

 

僕たちって結局一つの側面からしか物事を見ていないことが多いと思うんです。

 

それは街に対しても人に対しても。

 

その側面だけで判断するんじゃなくて、もっと別の側面まで目を向けてあげようよ。っていうのが今回僕らの提案したかったことでもあり、この作品でも伝えたいメッセージなのかなって考えてみたりしました。

 

もしVol.29『街』を読んで街の新たな一面を知りたいと思った方はぜひ読んで、

「街ブラ」してみてください。

 

 

では、失敬。

 

【はたちになった】ここらで一息ついてもいいよね。

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芦ノ湖にて。

 

20歳になった。

 

人生80年として、1/4が経過したんだが、これをあと3回繰り返すのかと思うとなかなかしんどい。

 

でもこうやって今ここに生きているのは、どうもすごいことらしい。

 

最近『旅をする木』という写真家の星野道夫が執筆した短編集を読んでいる。

 

その中の「春の知らせ」では、アラスカでの動物たちの生きる厳しさが非常に丁寧に描かれている。

 

カリブーの仔どもが寒風吹きすさぶ雪原で産み落とされるのも、一羽のベニヒワがマイナス50度の寒気の中でさえずるのも、そこに生命のもつ強さを感じます。けれども、自然はいつも強さの裏に脆さを秘めています。

 

(中略)

 

そういう脆さの中でい私たちは生きているということ、言いかえれば、ある限界の中で人間は生かされているのだということを、ともすると忘れがちなような気がします。

旅をする木星野道夫 pp.33-34より

 

なんだか生きていることが当たり前なんだけど、そういう世界もあるってことを忘れていた。

 

 

20年目を迎えた今、大学のこととか資格のこととか、色々追われて、何となくで生きている気がしてるから、そろそろここらで一息つきたい。

 

 

ここで一息ついて、これからどうしようかとか、少しずつ考えながら、また人生歩んでいけばいいのかな。

 

 

 

やっぱり人間でもなんでもそうなんだけど、1回休まないとダメよね。

 

 

 

では、失敬。

二十歳になれば。

POPEYE二月号『二十歳のとき、何をしていたか?』の前文にはこう書いてある。

 

”偉業”の始まりが二十歳にあるという人は多かったりする。
”大事”をなすことのみが”素晴らしき二十歳”ではないし、人生の全てが二十歳で決まってしまうわけではない。

でも、二十歳の時に必死で頑張ってみたり、何かを始めてみるのは、きっといいものだ。

 

ところで。

 

「ナツイチ」という集英社文庫の夏のキャンペーンの中に朝井リョウの『桐島、部活やめるってよ』が紹介されていた。

朝井リョウは、この本を弱冠19歳で執筆したらしい。

 

現在、僕は19歳と345日。

 

”大事”をなすことだけが人生じゃないけど、でもやっぱ男に生まれたからには何か”大事”の一つや二つくらい成し遂げたいよね。

 


二十歳になれば、二十歳になる今年が、僕にとっての大事の起点となるのか。

 

いろいろ頑張らないとと思った、そんな夜。

 

梅雨の今こそ、足元を。

お久しぶりです。

なんだか7月も1日を迎えてしまい、気分も新たにブログをまた定期的に始めてみようかなんて。

 

そんな気分を保ったままベッドに向かわなかった自分を褒めたい。

 

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吾輩は猫である。名前は…

僕の家には昔、黒猫がいたという。

 

名前は「クロマティ

 

当時活躍していた助っ人外国人プロ野球選手と、毛の色合いとをかけて名付けられた。

 

 

時に名前とは呪いのようであり名付けられたモノの人生を縛りつける。

 

彼の名前もそうであり、僕の名前もそうである。

 

 

「黒猫が目の前を横切ると不吉なことが起こる」とはよく言ったもので。

 

我が家の空気の澱んだ感じはこの家の中を幾度となく歩き回ったことに起因しているのではないかと疑うときもある。

 

 

彼はとても長生きだった。

 

15年生きたという。ただ亡骸もなければ墓もない。

 

彼は最期をどこで迎えたのか、誰も知らない。

 

いつの間にか出ていった。

 

 

孤独を愛しているかのような素振りをしつつも実は誰かからの愛情を求めているその姿は、実に人間らしく僕の目には映る。

 

 

命日が分からない彼を、今日くらい偲んでも化けて出てきやしないだろう。

 

ましてや、目の前を横切るなんて、ね。