【はたちになった】ここらで一息ついてもいいよね。
ー芦ノ湖にて。
20歳になった。
人生80年として、1/4が経過したんだが、これをあと3回繰り返すのかと思うとなかなかしんどい。
でもこうやって今ここに生きているのは、どうもすごいことらしい。
最近『旅をする木』という写真家の星野道夫が執筆した短編集を読んでいる。
その中の「春の知らせ」では、アラスカでの動物たちの生きる厳しさが非常に丁寧に描かれている。
カリブーの仔どもが寒風吹きすさぶ雪原で産み落とされるのも、一羽のベニヒワがマイナス50度の寒気の中でさえずるのも、そこに生命のもつ強さを感じます。けれども、自然はいつも強さの裏に脆さを秘めています。
(中略)
そういう脆さの中でい私たちは生きているということ、言いかえれば、ある限界の中で人間は生かされているのだということを、ともすると忘れがちなような気がします。
なんだか生きていることが当たり前なんだけど、そういう世界もあるってことを忘れていた。
20年目を迎えた今、大学のこととか資格のこととか、色々追われて、何となくで生きている気がしてるから、そろそろここらで一息つきたい。
ここで一息ついて、これからどうしようかとか、少しずつ考えながら、また人生歩んでいけばいいのかな。
やっぱり人間でもなんでもそうなんだけど、1回休まないとダメよね。
では、失敬。