名前は、まだない。

you can ( not ) redo.

日記

かなり忙しい。

コロナ禍も1年半が過ぎ、感染症とのとの戦いは大東亜戦争におけるミッドウェー前の旧日本海軍よろしく連戦連勝とはいかず、むしろ旧日本陸軍のようなジリ貧の戦いが続いている。

"思えば遠くへ来たものだ"と言ったフレーズが確か『氷菓』の科白にあったが(好きフレーズ)(椎名林檎の『長く短い夏』にもある)、本当にその通りというか。万人にコスられ続けた話ではあるが、新型ウイルスによる感染症との戦いが始まった当時はどこか対岸の火事というか、遠い国(とはいえ隣国だが)の話の印象が強かった。

近頃は幾分感染者が減ったことで、ようやく出口への一里塚とでも言おうか、収束への足がかりを掴んだような気もする。一層気を引き締めたい。

友人たちもどうか元気に今年を乗り切って欲しい、アーメン。

 

 

某日

 

晴れた日は会社から山がよく見える。高層ビルの高層バンクに居を構える弊社だが、視界を遮るものはあまりなく、西の方角には秩父多摩甲斐国立公園雲取山とそのお仲間たちと思われる山々が屹立している。

どうも自分の中の原風景は『氷菓』に求められる事が多いらしく、山々に囲まれ麓に街がある構図にどこか懐かしさを覚える。あとは秩父なのだろうか。幹線道路の車線の向こうに山が聳えるのにたまらなくロマンを覚える。

いつかは『氷菓』の舞台である岐阜県高山市に行ってみたい。作中でも話が出るが、3000m級の山々が連なる穂高連峰(作中では神垣内連峰)が市の北東部に位置し、あまり高い建物が建っていないことから、視線を向ければ常に山が見える。あればいい。立山連峰が見える富山もいい。海外だとスイスのアルプス辺りとか、ネパールのカトマンズとか、あとはピレネー山脈とか見える所もいい。いつかは旅行しに行きたい。

 

 

 

支離滅裂だな。正しくは喫茶店のマスターになりたいね、だと思う。

とにかく今の仕事は就職する時に考えた「出来ること」「向いてること」「やりたいこと」の3つの軸のうち、「出来ること」を選択した結果こうなった。普通の事業会社に転職することは今は何となく考えられず、まだ今の仕事の方が面白いなとは思うことも多々ある。残りの選択肢のうち、向いてるのは喫茶店だろうな。やりたいことは青土社(現代思想)の編集とかだけど、そもそも理解が浅くて絶対に出来ないだろうなと言う確信があったのである意味理想として掲げる程度。

最近周囲で転職した人が8人ほどいるが、やはり会社は入ってみないと分からないなと強く痛感させられる。自分はかなり運が良かった。部署配属にも上司にも恵まれた。これが違う部署とかだったら自分も辞めてるだろう。

茶店の話をすると、理想は京都の六曜社。バーもあってコーヒーもあって、軽食でドーナツ出すみたいな。カウンターと席の配分がちょうどいい。(地下と地上で店舗構えてるのもいい)。次点で御茶ノ水穂高かな。そこまで照明強くなくて窓が大きく川沿いで陽の光が差し込んでくる。そして椅子が低く素材がベロア(確か)。ベロアの低い椅子に座りたい。古本屋街も近いから委託販売とかしてもいいし、何なら買い取って店に置いてもいい。

1回事業計画考えてみた時、自家焙煎でやるとロースターの設置場所とメンテ、そもそもの本体代金考えるとかなり渋い額になりそうだったから頓挫した。自分で店持ってるのはすごい、マジですごい事だと思う。それは感情の表現としての極北だから。

 

 

という感じで、今後Twitterの補足というか注記を付けるといったスタイルになりそうです。今回はお試し。出来れば毎週やりたいね。ではまた次週。