名前は、まだない。

you can ( not ) redo.

2018-01-01から1年間の記事一覧

ジャパンCに寄せて

自分がダービーの18頭立ての中には入れないと自覚するまでが人生における1R、芝1800m戦だとするならば それを自覚した上で尚それでも生きてゆかねばならないと決め込んでから、人生における2R、20歳以上未勝利戦が始まるのではないだろうか。 そして、これら…

喫茶店のマナーとは。

<喫茶店が抱える問題> 喫茶店に於いては、珈琲もしくは紅茶といった飲み物に多くの利幅が設けられており、ほとんどの店で飲み物の注文を必須としていると思われる。食事というのはあくまでサブ的なモノであり、そこまで多くの利幅が設けられているわけでは…

夏の災厄

「向精神薬とか飲んでたりする?」 およそ全うな人間ならば投げかけるはずもない言葉を平気で投げかけてきた彼に対して心から驚いてしまったし、同時にそんなことを言われてとても悲しくなった。 ------------------- ◆一言あればすべて…

ネット時代のひょっこりひょうたん島とは。

僕の知っている方の名前が、電波や電子、紙といった多様なメディアで放映・掲載されていた。 総務省の情報通信白書によれば、スマートフォンの普及率は56.8%、モバイル端末全体でいえば83.6%(いずれも2016年度)と、ほぼ国民全体が何らかのモバイル端末を…

ダノンプレミアムの馬券が買えない。

競馬をしっかりと見始めてから初めての日本ダービーを迎えた。 新馬戦からしっかりと見ているわけではないにわか競馬ファンとしては、この日にどう向き合うべきなのだろうかということを考え続けた1週間だったと思う。 自分が買った馬券を振り返りたい。三連…

挽歌

百貨店の死は、時代の流れなのかもしれない。僕らの中の「特別」な時間を与えてくれる場所としての百貨店は、もう必要とされていないのだろう。 松戸伊勢丹が、閉店した。この街の誇りと言ってもよいくらいだった。 伊勢丹には思い出がたくさんある。 七五三…

君の名は。

昔から、名前を覚えることは得意なことだった。例えば電車の車両の名前だったり、国の名前だったり。その名称を覚えること自体は単なる雑学の範疇にとどまるのかもしれないが、それをすることで子供ながらにアイデンティティを見出していた頃があった。 ー・…