名前は、まだない。

you can ( not ) redo.

20230101~0212

年明けから1月と半ばが経過し、寒さはありつつも冬のピークも超えて、次第に春めいている気がしますね。今日は暖かくて春来たかと思った。

 

皆様どうも、お元気にお過ごしでしょうか。

1月から現在までの状況に関するお知らせが下記になります。

何となくのご報告というか、節目だしな…という感じ。

 

①愛犬が天寿を全うしました

②諸般の事情により一人暮らしになります

 

各論いきますか。まず①からです。

去る1月に、愛犬が天寿を全うし、15年というその生涯を閉じました。

本当に本当に本当に悲しくて、今でも喪失感を拭うことは難しく、街中で歩いている犬を正視することが出来ない。思い出して泣いてしまうから。

もう亡くなるまでの1年くらいはほとんどまともに歩くことが出来なかったものの、僕が社会人1年目終わりくらいまでは普通に散歩も行っていたんだよな。でもいつからか寝る時間が増え、姿勢が偏ってしまい歩行困難になり、元々の認知症症状がガクッと悪い方向に傾いていたのがここ1年。

晩年はもう本当に寝たきり+吠え通しで家族全員しんどかった。終わりの見えないトンネルに差し掛かってしまい、乗っているワゴンから止まって降りることは不可能で、二進も三進も行かない状況で家庭が(比喩とかではなく)本当に崩壊した。

でも時折静かになった時に見せる表情であったり仕草であったりはこれまで通り愛おしいもので、この状態がこのままずっと続けばいいのにと、何度願ったことだろうか。

良き兄弟であり、かわいい赤ちゃんのようであり、寡黙なおじいちゃんであった愛犬よ。

もうあの身体を抱きしめてあげることは出来ないんだよな。人間よりも体温が少し高いから冬は暖かくてふわふわしててさ。悲しいなぁ。涙が止まらないよ今でも。書きながら泣いてる。

あの感触はずっと腕に残ったままで、きっと他の犬を抱いてみたところでこの喪失感を埋め合わせることは出来なくて、むしろそれは増すばかりであって。

でもあんなに苦しそうだった姿から解放されて、思うように歩いたり走ったりが出来るようになったのは飼い主として本当に嬉しく思う。現実ではもう思うように歩けないのに、あんなに夢の中で走り回っていたんだもの。

よかったなぁ、また歩けるようになったよ。でも生きてる間にもう1回その姿が見たかったな。もう見られないんだよな。悲しいなあ。

 

……②いきますか。

まぁ、亡くなった途端一人暮らしかいみたいなことはあるかとは思われますが、こちらもこちらで人にはあまり言えないのっぴきならない事情により一人暮らしを開始する必要が出てきたことから、亡くなって諸々整理して初七日すぎた辺りから少し物件を探し始めて、今日新居の契約を締結しました。

早いもので25日から入居となります。場所は浅草方面です。

定期圏内に上野が含まれます。上野が含まれるということは、吉池に行き放題ということです。この意味がわかりますか???祭りですよ、祭り。

 

もうこれ以上の条件に合うのは見当たらないなということと、毎週毎週4件も5件も内見行くのもヘトヘト(1月後半の平均退社時刻が21時半で死んでいたため)なので、もうここでいいかみたいな感じで決まりました。

これから家電系やらをゆっくり買うつもりだし実家もあるのでゆっくりとした引越しですが、3月半ばには完全移行になりそうです。よければ引越しを祝いに来てください。4月5月は61連勤も見えてきますが生きていますので連絡お待ちしております。

 

 

家の中を歩き回る犬の幻影をたまに見たりする。幻肢痛では無いけども、自分の中心にあったものがぽっかりと抜けてしまって、どこか心が苦しい。二度と他のもので埋まることも埋めることもできないこの穴の取り扱い方にまだ僕は困っている。