20221213

あまり情緒が良くなかったりする。

少し相談の上、先週一週間愛犬をいわゆる老犬用施設に預けていた。

目的は、自分がというより主に母親と父親のリフレッシュのため。もういい加減耐えきれないということで、費用は僕が持ち、預け入れることにした。

預けてから4日後、案の定というか懸念していた悪い予感が的中したというか、体調を崩したとの連絡が。これが木曜日。土曜に引取りに行く予定であったため、とりあえず金曜日は向こうで見てもらって、土曜日の午後引取りに行った。

別に施設の対応に不満とかがある訳ではなく、人に頼んでいる以上こうなってしまっても仕方がないと思ってはいたが、預けた当初より体重が1kg落ち、自分で動けていたのが半寝たきりのような状態になってしまった。原因は言うまでもなく、環境の変化によるストレス。

「今は家で安静にしていると思うが、もうここまで減った体重と筋肉は、よっぽどでは無い限り元のように戻ることはないだろう」と、獣医師の先生は言った。

先週まではあんなに元気に鳴いて一生懸命歩いていたのが、こんなに悲しい姿になるとは夢にも思わず、何だかとっても申し訳ないことをしてしまったようで、取り返しのつかないことをしてしまった。

まだ少し肉付きが良く、抱き心地もあったのに。今や風前の灯のように、いつその儚い生命が閉じてもおかしくない程度に痩せ細ってしまったその身体よ！

昨日も、とっても悪いことをしてしまった後悔の念から頭を撫でつつ「ごめんね」と繰り返し言い、さめざめと泣いてしまったが、今日は今日で、本当に抱きかかえながら悲しくて涙を零してしまった。ごめんねとしか言えない。頑張ってくれてありがとうって声をかけたいのに、こちらにはかける資格もない。

とはいえ今はせめて、僕が抱きかかえている間だけでも安心して寝て欲しい。僕の地獄行きはもう今回ので確定だから。でもどうかそれくらいは。